バイナリーオプションでも使われる手法の順張りについて徹底解説してみた

バイナリーオプションでも使われる手法の順張りについて徹底解説してみた バイナリーオプション講座

この記事でわかること

  • 順張りとは
  • 順張りするタイミングについて
  • 押し目買いや戻り売りについて

バイナリーオプションの投資の手法として、「順張り」「逆張り」の2つがあります。

今回は投資の手法の1つである順張りについて、バイナリーオプション初心者でもわかりやすく解説していきます。

バイナリーオプションの順張りとは

まずは、の順張りとは何かを解説していきます。

順張りとは

チャートの流れに沿って投資を行う手法

基本的に為替のチャートが上昇している時は、バイナリーオプションのHighに投資することになります。

逆に為替のチャートが下降している時は、Lowに投資するということになります。

順張りをやっていい状況

順張りをやっていい状況があるため、なるべくその時にやるようにしましょう。

やっていい状況とは、トレンド相場になっている状況の時です。

トレンド相場とは

相場が上がり続けたり、下がり続けたりする相場のこと

順張りには有効な時間帯がある

実は順張りに有効な時間帯があります。その時間帯とはトレンド相場になりやすい時間帯です。

トレンド相場になりやすい時間帯は、市場によってことなるので順張りの投資の際に調べておきましょう。

トレンド相場になりやすい時間帯(日本時間)

  • ロンドン市場:16時~18時
  • ニューヨーク時間:22時~24時間

以上の時間帯は、投資をする人が多いのでチャートが一定の区間で行ったり来たりせず、一方方向に突き抜けやすくなります。

順張りで投資するタイミングについて

バイナリーオプションにて順張りするなら、やはりタイミングが大事になってきます。

なので、順張りで投資するタイミングについて解説していきたいと思います。

順張りの投資には主な3つのタイミングがあります。

主な3つのタイミング

  • インジケーターのサインが出た時
  • レンジブレイクした時
  • ローソク足のパターン

これら3つのタイミングを詳しく見ていきましょう。

インジケーターのサインが出た時

順張りは一方方向にチャートが進むトレンド相場と相性がいいので、トレンド系のインジケーターを使うことができます。

トレンド系のインジケーターの中でも、以下のものと相性がいいです。

相性のいいトレンド系インジケーター

  • MACD
  • ADX
  • 移動平均線

これらのインジケーターから出たサインを順張りの投資するタイミングとして使うことができますので、活用してみてはいかがでしょうか。

レンジブレイクした時

順張りはトレンドを沿って投資するだけでなく、一定のレンジをブレイクしてそのままの方向でチャートが進行した時、投資するタイミングがあります。

また、レンジブレイクした後にそのままトレンドの発生ということもあるので、タイミングをしっかりと掴めていれば順張りでの予想が当たりやすくなります。

レンジブレイク時は価格が戻ってしまいブレイクしないこともあるので、そこだけは注意しておきましょう。

ローソク足のパターン

ローソク足のパターンを把握することで、投資するタイミングがある程度わかります。

ローソク足の形状や組み合わせなどを過去のチャートと照らし合わせながら、投資するタイミングを見つけることになります。

ローソク足のパターンは結構あるので、まずはトレンド系に強いものから覚えていくと良いです。

順張りで覚えておきたい手法

バイナリーオプションで順張りをやるうえで、覚えておきたい手法が2つあります。

その手法とは、「押し目買い」「戻り売り」です。

押し目買い

上昇トレンドでチャートが一時的に下がる時に、バイナリーオプションだとHighに投資することを言います。

戻り売りとは

下降トレンドでチャートが一時的に上がる時に、バイナリーオプションだとLowに投資することを言います。

押し目買いと戻り売りを使った投資をやっていくためのコツを解説していきます。

順張りで押し目買いや戻り売りなどを使った投資のコツ

バイナリーオプションで順張りの押し目買いや戻り売りなどを使って投資するためのポイントがいくつかあります。

1つ目のポイントは、相場の状況把握です。順張りの投資はトレンド相場になっていることが重要です。

そのため、相場がトレンド相場なのか把握するために「一目均衡表」や「ローソク足の位置」、「ボリンジャーバンド」などを見ましょう。

見るべき部分は以下の通りです。

相場の状況把握で見るべき部分

  • 一目均衡表の雲とローソク足の位置関係
  • ボリンジャーバンドのバンドがどのくらい開いているか
  • DMIの+DIと-DIの位置関係
  • チャート上のADXの位置

一目均衡表の雲よりもローソク足が上であれば上昇トレンドで、逆にローソク足が雲よりも下なら下降トレンドになります。

ボリンジャーバンドは、バンドと呼ばれている部分が大きく開いているとトレンド相場の中でも、チャートの変動が起こりやすいとされています。

DMIの+DIと-DIの位置ですが、+DIが-DIよりも上にあるなら上昇トレンドで、-DIが+DIよりも上だったら下降トレンドです。

チャート上のADXが上部にある場合、変動が起こりやすいトレンド相場になります。

これらの相場把握をトレンド相場であるかそうでないかを確認してください。

次に投資するタイミングですが、これはトレンド指標の「ParabolicSAR」で転換が起こる時を狙います。

狙う時にルールを決めておくと投資がしやすくなります。

これは順張り投資で、押し目買いや戻り売りする時のルールです。

  • 上昇トレンドの際、ParabolicSARが上から下に転換したらHighで投資
  • 下降トレンドの際、ParabolicSARが下から上に転換したらLowで投資

ParabolicSARが転換2回目で白い点線が出るか出ないかで、上昇トレンドでの押し目買いや下降トレンドでの戻り売りする判断をします。

この時、トレンドの状況を把握できるインジケーターを使うようにしましょう。

状況把握時に下記のことを確認しておきましょう

  • 上昇トレンドの時:ボリンジャーバンドの真ん中の20maで陰線から陽線へ反発しているかどうか
  • 下降トレンドの時:ボリンジャーバンドの開きが直近の安値をブレイクしているかいないか

これらを確認しておくことでトレンド状況の判断材料として使うことができます。

また、移動平均線と一目均衡表が上に上がっていれば、相場が上昇トレンドになっています。

ボリンジャーバンドで注意しておくこととして、収縮してしまって転換が陰線で終わってしまうと判断材料として、不安なので活用しないようにしましょう。

ボリンジャーバンドだけでなく、判断材料に不安要素がある場合、一旦見送ってチャートの動きを確認することをおすすめします。

まとめ

バイナリーオプションでも使われる手法の順張りについて、解説してきましたがいかがだったでしょうか?

順張りはチャートの流れに沿って投資を行う手法です。

ただ、チャートの流れに沿うだけでなく、トレンド相場と相性のいいインジケーターを活用してタイミングを計ることは必要になります。

順張りの投資では、押し目買いや戻り売りといった手法があるので、それらも活用することでより投資がしやすくなります。

一見、シンプルな投資方法に見える順張りですが、インジケーターやトレンド指標などを活用することで奥深い投資が行える投資の手法だと言えます。