バイナリーオプションの仕組みとは?

バイナリーオプション講座

この記事でわかること

  • バイナリーオプションの基本的な仕組み
  • 海外と国内のバイナリーオプションの違い
  • バイナリーオプションの利益の出かた

バイナリーオプションの仕組みについて、どれぐらいあなたは理解されていますか?

海外バイナリーオプションや国内バイナリーオプションがあることから、バイナリーオプション自体の仕組みは別のものだと勘違いされいませんか。

国内と海外で分かれていますが、バイナリーオプションの取引の仕組みは一緒です。

仕組みを理解してしまえば、海外バイナリーオプションや国内バイナリーオプションのどちらでも、簡単に取引することができるようになります。

まず始めに「バイナリーオプションの基本的な仕組み」について見ていきましょう。

バイナリーオプションとは一体どういう仕組み?

そもそものバイナリーオプションとは、一体どういう仕組みの投資なのかを知っておくことは大事です。

バイナリーオプションは、投資する際に取引期間を選び、投資時の投資レートが期間終了時のレートより「上」か「下」を選ぶ投資になります。

レートの上下だけを選ぶ「二者択一」であるために、バイナリーオプションは投資の中では比較的簡単な取引になりますね。

取引が簡単なために、利益も出しやすいと勘違いされやすいですが、そんなに甘くはありません。

ちゃんと利益までバイナリーオプションで投資するのであれば、しっかりと予想を立てておく必要があります。

バイナリーオプションとFX違いとは

一見よくバイナリーオプションとFXは似たような投資だから仕組みもほとんど同じだろうと思われがちです。

バイナリーオプションとFXは為替のチャートを見たり予測するなどは同じですが、所々取引の仕組みが異なっている部分があります。

バイナリーオプションの場合…

  • 投資した額×ペイアウト率=投資に対する利益
  • 損益の場合、投資額を全額没収となる

利益自体は各バイナリーオプション業者によって変わってきますが、1.6~1.95倍が多くそこまで利益が得られるわけではありません。

損失も投資した額を全額没収されるだけで、為替レートによって増えることはありません。

ローリターンでありローリスクであるので、バイナリーオプションは比較的取引のしやすい仕組みになっています。

FXの場合は…

  • 買った時の額から売った時の額の差額=その投資に対する損益

買うタイミングや売るタイミングによって、その都度の損益が変わっていきます。そのため、少額の投資から大きな利益を得られることがあったり、逆に多額の投資をしたが大きな損失をしてしまったりとハイリスクハイリターンな仕組みとなっています。

バイナリーオプションとFXの取引の仕組みが異なっていることがわかっていただけたでしょうか?

リターンやリスクについて少しだけ出しましたが、どちらの仕組みが良いのかは言えませんが、双方ともメリット・デメリットはあるため、ちょっとした仕組みの違いがあることだけは覚えておきましょう。

海外と国内のバイナリーオプションの仕組みの違い

バイナリーオプションには、海外業者と国内業者の2つの業者があることを知っていますか?

国内業者と海外業者があることを知っている初心者の多くが、双方の違いをイマイチ理解しきれていない部分があります。

同じバイナリーオプションの業者であっても、海外と国内では取引の仕組みが異なっています。

異なる仕組みを持つ海外と国内のバイナリーオプションの仕組みについて何も知らないまま、投資の準備を始めるのは危険なので、双方の違いや注意点などを覚えましょう。

取引の仕組みが違う

海外と国内の業者では、取引自体の仕組みが違います。

バイナリーオプションの基本の取引は、投資時のレートが取引終了時のレートが「上」か「下」なのかを予測する仕組みだと説明したと思います。

この取引は、2013年のバイナリーオプション規制が行われ、現在国内では禁止されています。

参考サイト:金融先物取引業協会

現在の国内バイナリーオプション業者の取引の仕組みは、投資時のレートが自分で決めた目標レートを越えるか、それとも下回るかを予測する仕組みになっています。

バイナリーオプションのメリットである値幅のデカさに関係がなく利益を出すことができなくなっていることや、取引の仕組みがほぼFX寄りになっています。

ペイアウト率の違い

次に違ってくるのが、ペイアウト率になります。

ペイアウト率とは、バイナリーオプションの投資が予測とあっている場合、払い戻し時に投資額上乗せされる倍率のことを言います。

ペイアウト率の例

1000円(投資額)×1.5倍(ペイアウト率)=1,500円

海外バイナリーオプション業者と国内バイナリーオプションでペイアウト率の仕組みが全く違います。

海外バイナリーオプション業者は、ペイアウト率の数値は基本一定なのですが、国内バイナリーオプションは値幅によってペイアウト率が変動します。

国内バイナリーオプションにおけるペイアウト率の変動とは、目標レートを投資時のレートから不利な所に置くとペイアウト率が上がり、逆に有利な所におくとペイアウト率が下がる仕組みになっています。

不利な所ほど利益を出しやすい仕組みではあるものの、予想を外しやすくなるので無茶苦茶な取引はしないでおきましょう。

取引判定の時間と取引できる回数の違い

海外バイナリーオプション業者は、1回の取引判定の時間が一番短くて30秒から長くて1日と選択ができる仕組みになってます。特に取引回数の制限などは設けていません。

海外バイナリーオプション業者の場合

  • 1回の取引判定時間:30秒・1分・5分・15分・1日…etc
  • 取引回数:制限なし

国内バイナリーオプション業者だと、取引判定の時間が2時間に固定され、1日の取引可能な回数が設定されています。

国内バイナリーオプション業者の場合

  • 1回の取引判定時間:2時間固定
  • 取引回数:平均11回(1日あたり)

上限まで取引をするといくら、投資のチャンスがあったとしても投資ができず、せっかくのチャンスを見過ごすことになってしまうことがよくあります。

ただし、多く取引ができるとはいえ、何も考えずに投資ばかりしてしまうとうまくはいきませんので、しっかりとタイミング計らって投資しなければなりません。

取引可能な通貨の組み合わせが違う

業者によって通貨のペアの数が変わってきますが、基本的に海外バイナリーオプション業者であれば、多くて約20ぐらいのペアがあります。

また海外バイナリーオプション業者は、通貨だけでなく金や仮想通貨など、様々な物に対して投資を行うことができるのです。

国内バイナリーオプション業者の場合は、多いところで約10ほどなので海外業者に比べて数が少なく、取引可能な通貨ペアに制限が設けられています。

通貨ペアの数が多いほど、投資チャンスが増えますので投資する側からするとありがたいのです。

また通貨ペアによって為替の動きが異なり、為替の傾向や時間帯など貴方の活動時間に合った通貨ペアを見つけるためにも、数が多い方が良いでしょう。

バイナリーオプションの利益の仕組み

バイナリーオプションにおいて投資する側の利益の仕組みとして、ペイアウト率が関わってきます。

各バイナリーオプション業者で決まっているペイアウト率を投資額にかけて、増えた分がバイナリーオプションで得られる利益になります。

投資額×ペイアウト率-投資額=利益

といった仕組みになります。

FXと違って一定の利益を得られやすい反面、ハイリターンは見込めないので地道に利益を出していくことが大事です。

一度、自分の目で利益の仕組みを確認するため、バイナリーオプションのデモサイトの活用してみることをおすすめします。

会員登録や口座開設などは不要ですからすぐに始めることができます。デモですから実際に損益が発生することもなく、安心して利益の仕組みを確認できると思います。

バイナリーオプションの儲かる仕組みについて

バイナリーオプションで儲かる仕組みはありません。そもそも、投資関係は基本的に絶対に儲かる仕組みはないのです。

どれだけ為替の傾向や世の中の流行りを予測し投資したとしても、予測とは違う結果になってしまうことがあります。

そのため、利益を出したり損失がでたりと日ごとの損益はバラバラになってしまうのです。

日ごとにどちらに転ぶかわからない投資に対して、必ず儲ける仕組みを用意するのはかなり難しいのです。

ただ、儲ける仕組みではなく、利益を少しずつ出していく仕組みとして考えてくのであれば、バイナリーオプションに対しての知識付けることや投資する際のリスク管理の徹底など、しっかりやっていくなどの様々な方法があると言えます。

まとめ

バイナリーオプションの仕組みについて、いろいろと紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

他の投資に比べて簡単な仕組みであることが理解していただけたでしょうか。

もし、わからなかったのであれば、一度バイナリーオプションのデモサイトで、取引の仕組みを確認してもいいかもしれません。

実際にデモサイトでバイナリーオプションの仕組みに触れることで、理解できると思うのでぜひ活用してみてください。